丸かじりでいこう!「完熟きんかん」

とっても美味しい「完熟きんかん」

霊峰金峰山から流れる豊かな水とあふれる日の光に恵まれて、さつまいも、かぼちゃ、そらまめ、えんどう、お茶などなど、豊富な自然の恵みの産地として名高い鹿児島県の黄金の左足、薩摩半島。
実は全国のきんかんのうち、およそ9割がここ薩摩半島で生産されています。

そんな薩摩半島のかかとに位置する、半島の豊かな収穫をしっかり支える南さつま市で収穫した、冬のこの時期にとっても美味しい「完熟きんかん」を今回はおすそ分けします。

みかんの中では一番甘いきんかん

昔から、きんかんといえば甘露煮です。 ちょうど1月から3月、風邪をひきやすい時期においしくなるきんかんはビタミンCが豊富なので、風邪の予防薬として甘露煮で親しまれてきました。
でも、今回おすそ分けするこの「完熟きんかん」は甘露煮なんてもったいない。
なんと、そのままで糖度が16度〜18度もあります。(※糖度16度といえば、リンゴやメロンなみの甘さです)
そして、何といってもおいしさの魅力はその皮にあります。
きんかんは他のみかん類に比べると粒が小さく、とっても皮が剥きにくいですから、試しに剥こうものなら手はベトベト、果実はぐちゃぐちゃになってしまいます。だから皮ごといただくわけですが、この皮に苦味と酸味が集中しているので、昔から甘露煮などにして親しまれてきたわけです。

オレンジピールチョコのようなおいしさ

豊かな南国の日差しと清らかな水で、早摘みせずじっくりと熟成を待って収穫された、「邪魔にならない、ほどよい苦さ」の皮を持つこの「完熟きんかん」。
食べ方は、何とそのまま丸かじりです。
鹿児島や宮崎の人にとっては、どうやら当たり前のことらしいですが、食べ方を教えてもらわなかったら、皮ごとかじるのは勇気がいりますね。
私も勧められておっかなびっくり食べてみましたが、芳醇な甘さの中に少しビターテイストが溶け込んだ味わいは、まるでオレンジピールのチョコレートを連想させるような美味しさです。
幼い子には少し敷居が高いかもしれません。まさに大人のデザートといったところでしょうか。
あなたの彼氏がチョコレート嫌いだったら、バレンタインデーのプレゼントに贈ってみるのもいいかもしれません。
恋人や友人、家族に勧めてみて、皮を剥こうとしたら「これはね、こうやって食べるんだよ」と丸かじりして見せてあげてください。 目を丸くして驚く顔が見れるかもしれませんよ。

生産者の一人、清木場真一さん

生産者の1人、清木場真一さん
清木場さんは鹿児島で5人目、全国でも100人強しかいないという“地域特産物マイスター”の称号を持つスペシャリスト。
その清木場さんの栽培するきんかんは、全国のプロフェッショナルから一目置かれる一流品。また、加工品も手掛ける清木場さんが作る「完熟金柑ジャム」は日経新聞NIKKEIプラス1食の専門家が選ぶ“朝食におすすめジャムベスト10”にも選ばれてています。食材としての質の高さは折り紙付きです

お客様の声

ご購入いただいたお客様のコメントを紹介いたします。

  • はじめて金柑を生で食べてみました。皮には確かにほろ苦さがありましたが、全体的な甘さのアクセントになっていて、とってもおいしかったです。甘露煮のように手間をかけずに食べられるのもいいですね。